俗々・『地下室の手記』〜混沌が渦巻く浮遊の世界〜

ここに記されていることは空想家の「とりとめない妄想」でフィクションです・・・・・

骨拾い

煙突から白い煙がゆらゆらとのぼる。

祖父が火葬された日だ。

火葬場の鉄の扉が開いた。

祖父は骨になっていた。

頭蓋骨はやや赤かった。

父や叔父が、脳出血だったのかな

そんなこといってた

私と弟は銀色の金属でできた箸を持って、祖父の骨を拾った

何回か拾った

ものすごく嫌だった

こんなことは二度としたくない

 

父が死んだ

ものすごいショックだった

死んだ顔も見たくなかった

葬式にも出なかった

父の骨拾いをしないですんだ