俗々・『地下室の手記』〜混沌が渦巻く浮遊の世界〜

ここに記されていることは空想家の「とりとめない妄想」でフィクションです・・・・・

あっという間に時間が流れる・・・・

あっという間に時間が流れる。

友達の編集者に随筆でおもしろいのは?

寺田寅彦だ」

名前は知ってたが読んでなかった。

寺田寅彦の『柿の種』。カバーの折った「そで」の部分に、「なるべく心の忙しくない、ゆっくりした余裕のある時に、〜読んでもらいたい」、そんなことが記されていた。

これこそ「文章の呼吸&リズム」の世界。

浮き世のことを忘れさせる、心構えだな。

そんなことを考えていたら、過去の思い出がとりとめなく想いだし、映像が浮かんで来る、、、、

時計を見たら1時間があっという間に過ぎていた。

・・・・そうだ、、、これが、、、私のリズムだ。文章の呼吸&リズムが。そこから派生して、とりとめなくあれこれ考えてしまう性質。

母から、昔、注意された。いつまで食事をしているんだと。

今でも治らん。

あれこれ浮かんで、考えはじめると、とまらない。

理由は、食事中にあれこれ浮かんできて、食べることを忘れてしまうからだ。

・・・・これが仕事中に出るとまずい・・・・

・・・・編集者で原稿見ながら、見だし、リードつけてるときはごまかせる。

一度、ある小さな出版社で、このあれこれ浮かんで考えたら、編集者とは全然関係ない事務の女の子に、サボっているようにみえたらしく、どうでもいい、編集者がやる仕事でない、何か物を整理している仕事やってくれと、いわれ、しかたなくやった記憶がある。

この出版社は元々が編集者あがりの人が作った会社でないので、次から次と仕事が来た。

残業代も出ない、有給もない。ここから逃げたほうがいい、そう心の底から思い、当然辞めた。

心の叫びに忠実に生きていれば、失敗がない。この大原則に従った。これは実体験から得られた経験則だ。

とりとめなく書いていると、どんどん、別のことに流れてしまうので。

 

(了)