俗々・『地下室の手記』〜混沌が渦巻く浮遊の世界〜

ここに記されていることは空想家の「とりとめない妄想」でフィクションです・・・・・

CDが鏡面を光らせ軌跡をえがいて飛んでいった〜初夏の編集部の思い出〜

脳梗塞以降、頭の働きが悪いような気がする。

医師に聴いた、

「先生、頭の働きが悪くなったような気がします? 後遺症ですかね?」

「え〜、、そんなことはない」

元々なのかい。先生は私の脳梗塞以前を知らない人だ。

閑話休題

出版社で進行をやってた先輩O氏のことが急に浮かんだ。

「ダメじゃないか、気のきいたことをなんか言えよ!」

とよく言われた

「コメディアンとか漫才師じゃないんで・・・」

そう言うと、私のお気に入りのCDをCDカセットから取り出し、投げ飛ばされた。

このCDは私の所有物だ。

O氏はいつも、『James Taylor - Mud Slide Slim And The Blue Horizon』を聴いていた。

そのCDに差し替えられてしまった。

投げ飛ばされたCDは『Wishbone Ash -Here To Hea』だった。

CDが鏡面を光らせ軌跡をえがいて飛んでいった。

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映像の記憶は色あせないで鮮明に覚えているんだな。

初夏の編集部だったな、あの時の知り合い編集者は記憶の中ではみんな若い。

今仮に合えば、わからなくなるくらいみんな容貌が変わっているだろうな・・・。