俗々・『地下室の手記』〜混沌が渦巻く浮遊の世界〜

ここに記されていることは空想家の「とりとめない妄想」でフィクションです・・・・・

「私は同志社の法学部出たんや・・・」

「私は同志社の法学部出たんや・・・」

金ぴかの腕時計した金縁眼鏡をかけたオッサン(60〜70くらい)が盛んに、デカい声で隣の女性二人組に話しかけている。

某所の寿司屋の出来事。

「そうでっすか。。同志社女子大出て今クラシックの演奏してんの?」

女性二人組は、クラシックの演奏関係の仕事みたいだ。

25くらいの若い女と50代くらいの女。

オッサンはナンパしているらしい。ターゲットは若い女らしい。

盛んに電話番号を教えてくれと言い出した。

「今携帯が手元にないんで、電話番号がわかりません・・・」

執拗に電話番号を聞き出そうと頑張るオッサン。

この女性二人組みにかなりおごったらしい。

50くらいの女性は電話番号を教えたらしい。

しつこいオッサンに50代の女性のトドメの言葉。

「◯◯は娘です・・・・」

「え〜〜驚いた! あんたたち親子なの? 全然似ていないやんか〜」

オッサンが執拗にくいさがるナンパの一部始終を聞いていたお客さんはニヤニヤと薄ら笑い。

私はこの女性二人組は親子のような気がしていた。

オッサンは会計の際、母娘2組に大分おごったと。

寿司屋の人にポツリともらしていた。

そしてため息をついて、、、、沈黙。

赤っ恥かいたオッサンは、バツが悪そうでなかなか帰らない。

隣のおっさんと女性二人連れに絡みはじめた。

「あんたらは何?」

「親子だよ」

「娘がこんな派手な爪してるかい?」

「花魁の娘だ・・・w」

どうやら愛人とパパらしい。

まだ執拗にくいさがるおっさん。愛人のパパらしい人に。

「名刺ちょうだい?」

「名刺10枚しかないからな、あげられないな」

「いっしょに◯◯いかへんか? 電話番号教えてくれ」

「いやだよ。。」

オッサンの目に余った行動に、寿司屋の人が現れ。

「◯◯さん! このお客さん達に迷惑かけとんといて!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オッサンはしかたなく、店を去っていた。