俗々・『地下室の手記』〜混沌が渦巻く浮遊の世界〜

ここに記されていることは空想家の「とりとめない妄想」でフィクションです・・・・・

気ちがい家族〜まざあ・ぐうす 北原白秋訳〜

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気ちがい家族

気ちがいの御亭主に、
気ちがいのおかみさん、
気ちがい小路こうじに住んで、
三つ児をうんで、
どの児もどの児も気がちごた。
 お父さんが気ちがい、
 お母さんが気ちがい、
 みんな子供が気ちがい。
気ちがいうまにのって、
いっしょくたに、みんなのって、
まっくら三宝さんぼうに、かけてった。

北原白秋訳 まざあ・ぐうす